聞こえたのはきれいな響き

主人公設定

紺野

髪の毛は紺色、目も紺。色は白いほう。ちょくちょく出てきたが人を虜にするような美声を発する。歌も上手い。
訳隔てなく人と付き合える人。(例外もある)
日ごろから、こうしたら相手はどう思うんだろう、こう言ったら相手はどう思うんだろうと自分で考える事が多い為、相手のしてほしい事、かけてもらいたい言葉をかけられる少年。
言葉をかける際にも、この場合こういう音でどういう風に言った方がこの相手には心地よく聞こえるんだろうなぁと自分で分かっている。魔性の少年。
自分の事を「僕」というのも、その方が聞こえがいいから。

バイである。

キセキがその声、少年自体に虜になっていく話にしたい。

(どうしてあいつらは僕の一番になりたいだなんて思うんだ?…まさか、僕を愛しているとでも言うのか…?)




▼こんな話をかきたいなー

「…きっと、っちが気に入る子だと思ったんス…だから…だから、ごめん、嫌わないで俺の事、いやにならないで…ッ」

 黄瀬が僕へのラブレターを見つけて、捨てたらしい。どうしてそんな酷い事をしたのか問い詰めてみると、黄瀬は苦しそうに嫌わないで、と僕に懇願した。…ラブレターを送った子の気持ちを考えれば、ここは許したくなかった。
 (自分に置き換えてみる、好きな人に出した、一生懸命文面を考えたラブレターが、見てくれてないというのが分かった、もしかして捨てられたんだ、と絶望的な気持ちになるに決まってる)
 だけど、黄瀬が僕に抱いている感情は僕への嫉妬という訳ではない
 (黄瀬は女の子は好きだが、顔しか見てないから、本心から好きになれないとぼやいていた、好きな女の子はいないと言っていた、もし彼女が好きだったとしたらそれを隠す必要性はない)
 別の感情、僕が好きという感情だ。そして今こんなにも、ごめんなさいと自分のした事
(黄瀬はちゃんと人からのラブレターを読んで、ちゃんと返事をする奴だった。だから、いけない事だと分かっているはずだ)で俺に嫌われると思い、俺に謝っている。許さないと死んでしまいそうな気がした。

「嫌わないよ、だからもう苦しまないでくれ」

 嫌いはしない。だけど、好きでもない。今までの線引きだったら、こう言って、僕はだんだんそこから離れていくんだろうと思った。だけど、黄瀬の場合は、そんな汚い彼を見ないようにして、彼に付き合っていきたい自分がいた。友達で、いたいのだ。
 (何故?黄瀬に僕の付き合う人を決められる権利はないのに、その束縛より友情を取ったのか?)

「…っち…有難う…っ」
「…黄瀬」

 ぼろっと涙をこぼれさせると、ふるえる手で、優しく僕を抱きしめた。普段は犬のように抱きついてくる黄瀬。だけど、今の黄瀬の抱擁は男に抱きしめられているようにかんじた。

**

「赤司はいいやつだな」
「別に…今お前に欠けてもらったら困るだけだ」

 赤司に足のケガの手当てをしてもらっている今の状況が、何だかおかしくて笑えてきた。耐え切れず、彼に顔を背けて、くっくと笑っていると、「笑うな」と怒っているような声が聞こえる。

「試合中灰崎にやられたんだろう、あいつの事だ、レギュラーを奪われたくないだけで紺野の足を踏みつけて…」
「僕あいつ嫌い、まぁ、でもそんな欲しいなら別にあげるのに」
「何?」
「あっ」

 赤司も奴の事が嫌いらしい。(誰だって人を本気で害してくる不良は嫌いだ)
 でもあいつ、一応才能だけはある。そんなに必死になってレギュラーになりたいというのなら、癪だがくれてやる。そこまでレギュラーになりたいという熱意は、奴程ないからだ。そう呟いてみたら、赤司の、俺の脚を持つ手が強くなった。おもわず、傷が痛んで情けない声が出た。

「何故だ?」
「何故って…僕別に一軍になりたくて入った訳じゃないし…」
「俺はお前とバスケがプレーしたい。だから、俺の傍にいろ」
「えっ?」




ふわふわした少年ってかんじで書きたい。


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